2023年05月29日
積化成子会社、沖縄で発泡PSリサイクル開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化成品

 積水化成品工業は29日、グループ会社の積水化成品沖縄(沖縄県うるま市、塩山泰章社長 )が、県内初のプラスチック油化装置を導入し、海洋プラごみ問題の解決に向けた取り組みを開始したと発表した。

 積水化成品沖縄は、1965年の創立と歴史が古く、これまでも低炭素・循環型社会の実現を目指し、環境と共生するモノづくりを展開してきたが今回、廃棄物を出さない新たな取り組みとして、資源循環の手法の一つである油化装置を導入した。

 油化装置の開発・製造に(株)エコ・エナジー、沖縄県への油化装置の誘致・運用などに(有)ディ・エス・エスと協働で取り組み、県内での油化装置導入を実現した。工場内に油化技術を取り入れることで、廃プラの削減とともに、再生油の工場内でのボイラー燃料としての再利用を図る。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1685325447.pdf