2023年07月24日

住友ゴム、白河工場で再生エネ水素活用 実証開始

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：住友ゴム工業

住友ゴム工業は24日、NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成を受け、白河工場で水素活用の実証実験に取り組んでいるが24日、福島県浪江町の再生可能エネルギーを利用した水素製造施設｢福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)｣の水素を1ヵ月間にわたり供給を受けることが決まったと発表した。 　FH2Rは、世界有数規模となる10MWの水素製造装置を備えており、再生可能エネルギーの電力を最大限利用するとともにクリーンで低コストな水素製造技術の確立を目指している。 　 　同社がFH2R製水素を活用するのは、少量の供給を受けた本年4月に続き2度目。今回は7月24日から1カ月間供給を受け、製造時(Scope1,2)カーボンニュートラル（脱炭素）を達成した量産タイヤの生産に活用する。 　 　同社は、サステナビリティ長期方針｢はずむ未来チャレンジ2050｣を掲げ、2050年までにScope1,2におけるカーボンニュートラルの実現を目指している。引き続き、水素利用における技術の確立と展開を目指すとともに、水素の製造や調達を含めて、産官連携の取り組みを推進していく方針だ。 　 （参考）関連ファイル https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2021/sri/2021_060.html ニュースリリース参照 https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2023/sri/2023_057.html