2023年08月04日
ダイセルなど6者「水素細菌ものづくり」着手
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:なし

 ダイセル、東レなど企業5社と電力中央研究所の計6者は4日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「グリーンイノベーション基金事業/バイオものづくり技術による CO2を直接原料としたカーボンリサイクルの推進」に、「水素細菌による CO2 と H2 を原料とする革新的なものづくり技術の開発」をテーマに共同で提案し、実施予定先として採択されて NEDO と契約締結したと発表した。
 

 委託契約期間は2023~25年度の3年間、事業期間は2023~2030年度で総事業費は約 68 億円。
 ダイセルは、CO2 から化粧品原料を生産するための技術開発や生産実証を行う。東レは独自のバイオ技術を活かし、CO2 から直接モノマーを生産可能な水素細菌の開発を行う。DICは多彩な基盤技術トバイオ材料設計技術を生かしバイオ化学品の開発を行う。

ニュースリリース 参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1691134811.pdf