2023年08月23日 |
7月のPS出荷 49.8千トン 92%前年割れつづく |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は23日、7月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。PS、SMとも内需は持ち直しつつあるものの、水準はなお前年同月比90%前後といったところで、全体的に“勢い”が感じられるまでにはいたっていない。 ■ポリスチレン(PS) 7月の生産は43.5千トン(前年比78%)だった。内需46.4千トン(92%)、輸出3.4千トン(97%)で、出荷計は49.8千トン(92%)だった。内需(46.4千トン)の用途別内訳は電機・工業用5.0千トン(78%)、包装用22.2千トン(90%)、雑貨・産業用5.7千トン(90%)、FS用13.5千トン(103%)。月末在庫8805千トン(78%)で在庫月数は1.8カ月となった。前月の月末在庫は1.9カ月分だった。 ■スチレンモノマー(SM) 7月の生産は113.6千トン(80%)。内需は86.0千トン(80%)、輸出30.0千トン(145%)で出荷計116.0千トン(91%)、月末在庫は56.9千トン(78%)だった。主力のPS向けは40.4千トン(79%)、ABS樹脂向け16.4千トン(78%)、不飽和ポリエステル向けは2.3千トン(89%)、合成ゴム8.7千トン(78%)など全分野とも前年同月比マイナスだった。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1692751230.pdf |