2023年08月30日 |
富士フ、世界最大容量50TBデープシステム開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは30日、IBM Corporation(米国ニューヨーク州)と、世界最大の記録容量となる 50TB(非圧縮時)のテープ・ストレージ・システムを開発したと発表した。「微粒子ハイブリッド磁性体」を採用した富士フイルム開発の磁気テープ「IBM 3592 JF テープ・カートリッジ」と、IBM の最新世代の「TS1170 ドライブ」を組み合わせたエンタープライズ向けのテープ・ストレージ・システムで、このほどIBM から発売された。 IoT・DX の進展や AI を用いたビッグデータ解析の普及などにより、世の中のデータ量は爆発的に増加している。磁気テープは、大容量データを安心、安全、安価に省スペースで保管できるほか、データの保管時に通電を必要としないストレージ・メディアで、増加するデータのアーカイブやバックアップ用途に広く使われている。 エンタープライズ向けテープ・ストレージ・システムは、その堅牢性により官公庁で各種データのバックアップ用途で使用されているほか、研究機関や IT 企業で、膨大なデータを活用してシミュレーションを行うハイパフォーマンス・コンピューティング用途やクラウド・サービス用途などに用いられており、今後もさらに導入が拡大すると予想されている。 IBMと世界最大の記録容量50TB(非圧縮時)を実現したテープ・ストレージ・システムを開発 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1693361945.pdf Fujifilm and IBM Develop 50TB Native Tape Storage System,・・・ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1693361945.pdf |