2023年09月04日 |
UBE、大阪研究開発センターに研究開発新棟 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:UBE |
UBEは4日、スペシャリティ事業の中核となるコンポジット(複合材料)事業の研究開発機能をさらに充実させるため、堺工場(大阪府堺市)内の大阪研究開発センターに「スペシャリティマテリアルアプリケーション棟」を新設すると発表した、2025年4月から運営開始する。 同社は、長年にわたりコンポジット事業の開発拠点を宇部ケミカル工場(山口県)に置いてきたが、海外を含めた顧客や営業拠点とのアクセスを強化し、情報の共有化や製品開発のスピード化を図るため、大阪研究開発センターに機能集約を進めてきた。 同センターには、エンプラを主軸としたコンポジット材料開発からアプリケーション開発までを一貫して効率的かつスピーディに行うとともに、顧客・マーケットのニーズに即応した体制で、新規材料の供給のみではなく、顧客と共同でのアプリケーション開発を促進する環境を備える。完成後はエンプラを中心としたコンポジットのソリューションプロバイダーとしてグローバルに発信する中核拠点になる予定だ。 ■スペシャリティマテリアル アプリケーション棟(仮称)概要 ▽所在地 大阪府堺市西区築港新町3丁1番地、堺工場内(大阪研究開発センター隣接) ▽建物概要 鉄骨造、地上3階建て。延床面積:約3,300平方メートル ▽建設計画 2023年10月 着工、 2025 年 3月完成(予定) ▽施設構成 研究開発棟 (1階)成形加工エリア、材料作製エリア (2階)原料準備エリア、材料乾燥エリア、サンプル保管エリア (3階)物性評価エリア ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1693805067.pdf |