2023年09月13日

富士フィルム、モンゴルで健診センター展開

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：富士フイルム

富士フイルムは13日、がん検診を中心とした健診センター「NURA（ニューラ）」をモンゴル国で展開すると発表した。今回、インドで「NURA」3 拠点を運営する同社子会社の「FUJIFILM DKH LLP」と、モンゴル国の複合企業「Tavan Bogd Group（タバンボグドグループ）」がテクノロジーパートナー契約を締結した。 　「Tavan Bogd Group」は9 月17 日にモンゴル国のウランバートルに「NURA」をオープンする。今後、富士フィルムは、新興国での健康診断（健診）サービス事業をさらに拡大し、がん・生活習慣病の早期発見に貢献していく方針だ。パートナー契約による「NURA」の開設は、今回が初めてとなる。 ■健診センター「NURA」について 　富士フィルムは、2021 年にインド・ベンガルール、2022 年にグルグラム、2023 年にはムンバイに「NURA」を開設するなど、インドで健診サービス事業を展開してきた。「NURA」では、同社が持つCT・マンモグラフィなどの医療機器や医師の診断を支援するAI 技術を活用して、がん検診をはじめ生活習慣病検査サービスを提供する。約120 分という短時間で全ての検査が完了し、かつ健診終了後にその場で医師から健診結果に関する説明を、診断画像を見ながら分かりやすく受けられるという利便性から、「NURA」の利用者は既に約12,000 人に上っている。 　 がん検診を中心とした健診センター「NURA」をモンゴル国に展開 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1694571001.pdf NURA Health Screening Center will Open in Ulaanbaatar, Mongolia https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1694571001.pdf