2023年09月20日 |
8月のポリスチレン生産47.2千トン 前年割れ続く |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は20日、8月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の生産・出荷実績を発表した。需要は国内が前年比93%と持ち直しつつあるものの、輸出水準はなお70%台と低い状態が続いている。 ■ポリスチレン(PS) 8月の生産は47.2千トン(前年比80%)だった。内需39.9千トン(93%)、輸出2.7千トン(76%)で、出荷計は42.6千トン(92%)だった。内需(46.4千トン)の用途別内訳は電機・工業用3.8千トン(81%)、包装用18.6千トン(92%)、雑貨・産業用5.3千トン(95%)、FS用12.3千トン(99%)。月末在庫93.1千トン(74%)で在庫月数は2.2カ月となった。前月の月末在庫は1.8カ月分だった。 ■スチレンモノマー(SM) 8月の生産は113.0千トン(114%)。内需98.3千トン(87%)、輸出33.0千トン(372%)、出荷計131.3千トン(108%)、月末在庫は58.5千トン(86%)だった。主力のPS向けは46.1千トン(84%)、ABS樹脂16.5千トン(75%)、不飽和ポリエステル向けは2.6千トン(93%)、合成ゴム6.9千トン(63%)など、全分野とも前年比マイナスとなった。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1695185689.pdf |