2023年09月27日 |
広大、非小細胞肺癌患者にオプジーボ薬併用治療 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:広島大学 |
広島大学大学院 医系科学研究科 分子内科学の服部登教授らのグループは26日、東北大学の宮田敏男教授と(株)レナサイエンス(東京都中央区、内藤幸嗣社長)が共同で開発した PAI-1 (プラスミノーゲン活性化抑制因子1)阻害剤の治験を計画し、標準治療が終了した非小細胞肺癌患者を対象とした医師主導治験(第2相)において、1例目の被験者を登録したと発表した。 今回の非小細胞肺癌を対象にした治験治療では、免疫療法と複数の抗がん剤治療歴を有する切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌患者 39 例を対象に、免疫チェックポイント阻害薬のオプジーボ と RS5614 との併用投与の有効性及び安全性を検討するための第2相医師主導治験を、広島大学病院、岡山大学病院、島根大学医学部付属病院、鳥取大学など6医療機関で実施する計画。治験予定期間は 2026 年 12 月までで、その後第3相治験を行い、広く適用を目指す。 |