2023年10月13日 |
旭化成、包装子会社パックス清算、2社に事業譲渡 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は13日、100%子会社で包装用ラミネートフィルムなどを手がける旭化成パックス(本社:東京都千代田区、坪木卓雄社長)について、これらの事業を清算し、容器事業を専業のアァルピィ東プラ、フィルム事業を住友ベークライトに譲渡することにし、それぞれ契約締結したと発表した。旭化成パックスは会社清算する。 旭化成パックスは、1963 年の設立と歴史をもつ。これまで一貫して、食品・医薬品等の包装用ラミネートフィルムおよび飲料・食品用プラスチック成形容器の製造・販売に取り組み実績をあげてきた。だが、今後これらの事業をさらに成長させるためには、それぞれの領域で高い技術力や市場優位性を有するRP東プラと住友ベークライトに事業を託すことが得策と判断した。 ▽ 容器事業の譲渡 旭化成は2023 年 10 月1日付で、旭化成パックスの容器事業をアァルピィ東プラに譲渡し、同日付で旭化成パックスの本社を移転した。また、小野工場(兵庫県小野市)は2023 年 9月末に操業を停止。 ▽ フィルム事業の譲渡 フィルム事業を会社分割(新設分割)し、住友ベークライトにその株式の90%を譲渡する等を内容とする最終契約を 2023 年 9 月 29 日付で締結した。2024 年4月1日を効力発生日として、会社分割(新設分割)により子会社に承継させ、住友ベークライトに対しその株式の 90%を譲渡する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1697172118.pdf |