2023年10月19日
9月のエチレン生産432.1千トン 前年比6.8%増
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油化学工業協会は19日、9月の主要石化製品の生産実績を発表した。
 エチレン生産量は432,100トンで、前年同月比6.8%(27,500トン)、前月比▲7.6%(35,600トン)だった。定修センターはなし。前年は出光興産(山口)1センター。

 稼働プラントの実質稼働率は81.6%。前月の稼働率は80.3%、前年同月は83.1%だった。
 エチレンを含む全18品目の生産量を前年同月と比較すると、LDPE、HDPE、PP、MMAモノマー、EO、EG、アセトアルデヒド、AN、SBR、BR、トルエン、キシレンの12品目がマイナスで、前年比プラスとなったのはPS、SM、PVC、VCM、AN、ベンゼンの5品目だった。
 
 同協会では「消費動向としてはこれまで持ち直しの動きが見られたが、物価やサービス業での価格上昇により鈍化しつつある。鉱工業生産指数(経産省)は2カ月連続前月を下回ったものの、マインド面では改善の傾向が強まりつつある」と動向を分析している。


<ニュースリリース参照>
18品目
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1697696434.pdf

4樹脂
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1697696434.pdf

MMA
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1697696434.pdf