2023年11月08日 |
富士フ、米ヤンセンからバイオ医薬品製造受託 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは8日、米国子会社でバイオ医薬品の開発・製造受託会社(CDMO)であるFUJIFILM Diosynth Biotechnologies(FDB)が、ジョンソン&ジョンソングループのJanssen Supply Group LLC(ヤンセン)から、FDB 米国新拠点(ノースカロライナ州)の大型設備でのバイオ医薬品製造を受託すると発表した。 今回はこれまでに FDB とヤンセンが長期にわたり築いてきた良好な関係をさらに拡大するものとなる。今後、FDB は、ヤンセンのパイプラインの治験薬製造・商業生産を長くサポートしていく。米国新拠点は、2025 年に本格稼働の予定だ。 【富士フィルム執行役員 バイオCDMO事業部長 兼 FDB会長・飯田年久氏の話】 今回のコミットメントは、我々だからこそ提供できるイノベーションと独自性が評価されたものだ。富士フィルムはこれまでバイオCDMO事業に対して約70億ドルの戦略的投資を行い、大幅な能力拡大を推進してきた。進行中の大型設備増強計画により、欧米における抗体医薬品の生産能力は現状比5倍以上となる。引き続き高成長を続けるバイオ医薬品の需要に対応していく方針だ。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1699403750.pdf FUJIFILM Diosynth Biotechnologies Announces First Tenant for New Manufacturing Facility https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1699403750.pdf |