2023年11月17日 |
日産化学、名古屋工場 事故対応(第2報) |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:日産化学 |
日産化学は17日、同社名古屋工場(名古屋市港区)で11月6日に発生した火災事故の原因およびその後の対応について、以下のとおり発表(第2報)した。 ■名古屋工場の火災事故について(第2報) (1)発生場所 日産化学 名古屋工場内 硫酸製造工場 (2)発生日時 ▽発生日時:11月6火(月)16時30分頃、硫酸製造工場の電気集塵機から出火 ▽鎮火日時:同日 18時7分、公設消防により鎮火を確認 (3)被害状況 : ▽人的被害 :なし ▽物的被害 :電気集塵機の一部を焼損 (4)環境影響 一時的に煤が、工場敷地外へ飛散、排水等への影響は確認されていない。 (5)近隣影響 大きな影響はない。 (6)原因・対策 ▽原因 :電気集塵機の集塵板(材質:CFRP)のアース材(材質:SUS316L)の腐食断裂によりアース不良が発生、集塵板上で局所的にスパークが発生し、集塵板が過熱、発火したと推定。 ▽対策 :行政機関に確認の上、大気放出管を設置し、運転再開予定。 (7)生産開始時期 12月1日再開予定 (8)今後の対応 今回の事故調査結果を踏まえて、対策を徹底して実行していく。調査内容は全工場で共有し、安全活動に取り組む。 |