2023年11月22日
10月のエチレン生産 447.5千トン 4.8%減
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油化学工業協会は22日、10月の主要石化製品の生産実績を発表した。
 エチレン生産量は447,500トンで、前年同月比▲4.8%(▲22,600トン)、前月比3.7%(15,800トン)だった。定修センターはなし。前年は1センター(出光興産・山口)。稼働プラントの平均稼働率は82.6%(前年同月84.8%)だった
 1~10月累計生産量は4,372.0千トン(前年同期比▲2.0%)となった。
 
 誘導品全17品目の生産量を前年と比較すると、PP、塩ビモノマー、塩ビポリマー、MMAモノマー、アセトアルデヒド、合成ゴムSBR、同BRの計7品目がプラス、あとの10品目はマイナスとなった。
 
 同協会では「国内全体の消費動向に足踏みが見られる。生産活動は輸送機械、電子部品等で増加予測が続いている。生産マインドにも直近では改善傾向が見られている」と分析している。

(参考)
・主要18品目
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1700626933.pdf
・汎用4樹脂
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1700626933.pdf
・MMA生産・出荷実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1700626933.pdf