2023年12月08日

三菱ガス化、VISと核酸医薬品共同開発へ

【カテゴリー】：ファインケミカル 【関連企業・団体】：三菱ガス化学

三菱ガス化学（MGC）は8日、 Veritas In Silico（本社：東京都品川区、中村慎吾社長、VIS）と、RNA を標的とした革新的な核酸医薬品の研究・開発・製造を目指して、共同研究を検討することに合意したと発表した。 　RNA を標的とした創薬は、タンパク質を標的とした従来型の創薬による医薬品開発の難易度上昇にともない、注目を集めている。核酸医薬をはじめ、mRNA 医薬や RNA 標的低分子創薬について、今なお技術開発が必要な分野であり、現時点で治療のための幅広いニーズに十分応えられていない。 　MGC は、中期経営計画「Grow UP 2023」で、今後進むべき事業領域の一つに「医・食」分野を掲げ、さまざまな取り組みを進めてきた。核酸医薬では、2017 年から VIS社に資本参加している。 　また、2024 年度スタートの次期中期経営計画「Grow UP 2026」でも引き続き「医・食」分野の事業を拡大していく方向だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1702014217.pdf