2024年01月12日 |
積水化、「自然関連タスクフォース」に登録 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
積水化学工業は12日、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)が昨年9月に公表した提言に賛同し「TNFD Adopter 」に登録したと発表した。 積水グループは、企業活動のNatureに対する依存と影響について評価、把握を行い、その結果を経営戦略に反映することの重要性を認識し、活動を行っている。(「SEKISUI環境サステナブルビジョン2050」参照) 中期経営計画「Drive2.0」(2023-2025年度)における成長戦略でも、全ての環境課題の長期ゴール実現に向け、Natureをはじめとする環境課題に対してトレードオフにならない解決策を検討することを強化点としている。 積水グループは2023年7月からTNFDフォーラムに参加し、同年9月に公表したTCFD/TNFDレポート2023では、TNFDが提唱するLEAPアプローチに基づき試行的に分析を行い、現時点で把握、認識できているリスクおよびチャンスについての結果を開示している。 ◆「TNFD」とは: 自然関連財務情報開示タスクフォース(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)の略称。企業が自社の事業活動について、どのように自然資本・生物多様性に依存し、また影響を与えているかの評価や把握を通じ将来にわたる経営戦略を開示する仕組みを提供する国際イニシアチブ。グローバル・キャノピー、国連開発計画(UNDP)、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)、WWF の4機関が中心となり結成された。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1705037777.pdf |