2024年01月15日 |
富士フ、熊本に半導体材料設備 60億円投入 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは15日、電子材料事業拡大のため、熊本県菊池郡にある子会社の工場内に約 60 億円をかけて、イメージセンサー用カラーフィルター材料の生産設備・検査機器を導入すると発表した。稼働開始は2025年春の予定。 電子材料事業の中核会社である、富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ(本社:横浜市、小林茂樹社長、FFEM)が、生産子会社の富士フイルムマテリアル マニュファクチャリング九州エリア( FFMT 九州)に設備を導入する。 イメージセンサーは、光を電気信号に変えて映像化する半導体で、デジタルカメラやスマートフォンなどに搭載される。近年、自動車やセキュリティ機器などへの用途が広がり、市場は年率約 7%のという高い成長が見込まれている。 富士フイルムは、イメージセンサー用カラーフィルター材料の生産で、世界 4拠点体制を構築し、トップメーカーとしての供給責任を果たしてきた。引き続き新規製品の市場導入を加速させることで、販売拡大を目指す。 同社は、昨年10 月、米国の半導体材料メーカーEntegris, Inc.(インテグリス社)の半導体用プロセスケミカル事業を買収した。2030年度には電子材料事業で5,000 億円の売上げを目標に、製品ラインアップの拡充をめざす。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1705294837.pdf Fujifilm to Invest 6 Billion Yen in its Kumamoto Site for New Advanced Semiconductor … https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1705294837.pdf |