2024年01月18日 |
レゾナック、生成AIで手書き資料活用法開発 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:レゾナック |
レゾナック(髙橋秀仁社長)は18日、旧昭和電工と旧日立化成が過去蓄積してきたデータや文書等を、生成 AIによって対話形式で活用できる社内システム Chat Resonac を構築したと発表した。従来、ベテラン社員しか知らず活用されていなかった資料にもアクセスできるため、未来の社員へもスムースに伝承していくことが可能となる。また、各部門に蓄積されている技術情報へも対話形式で容易にアクセス可能なため、旧昭和電工と旧日立化成の技術を融合した新たな半導体材料の開発などにも寄与できる。 同社設立の基盤である旧昭和電工と旧日立化成は、それぞれ100 年ほどの歴史をもち、さまざまな材料開発、製造等に関する資料が 1社で5万点以上蓄積されている。今回、計算情報科学研究センターが中心となり、生成 AI により社内の資料を対話形式で活用できるシステム Chat Resonac を構築した。社内で展開している電子実験ノートなどのデータも活用することができ、スピードが求められる材料開発期間の短縮につながる。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1705557507.pdf |