2024年01月19日
昨年のOPPフィルム生産198千トン 88%
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

 日本ポリプロピレンフィルム工業会は19日、昨年12月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。OPPフィルムの生産は年初以来の前年割れが続いたが、CPPの生産は輸出市場の増大を背景に同年初の前年比プラスとなった。年間トータルはともに前年割れ。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 12月の生産は16.0千トン(前年比92.7%)、国内出荷は16.5千トン(102.0%)で前月に続き2カ月連続のプラス。年間生産量は197,996トンで88.1%と振るわなかった。国内出荷194,743トン(90.0%)輸出は2,614トン(
85.5%)にとどまった。
 国内内訳は食品156,284トン(90.7%)、工業用25,486トン(87.2%)、繊維・雑貨12,973トン(86.9%)だった。
  
■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 12月の生産は11.9千トン(103.1%)、国内出荷は12.0千トン(98.0%)、輸出391トン(355.5%)で、出荷計は12.3千トン(103%)だった。在庫は32.6千トン(106.5%)となった。
 年間トータルは生産154,027トン(92.9%)、国内出荷148,955トン(93.5%)、輸出3,077トン(70.9%)出荷計152,032トン(92.9%)となった。
 国内出荷内訳は食品125,901トン(93.1),工業用6,454トン(93.6%)、繊維・雑貨166,000トン(96.0%),内需計148,955トン(93.5%)
 
12月実績
OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1705633969.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1705633969.pdf

出荷
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1705633969.pdf