2024年02月09日
横浜ゴム、SBT認定取得へ レター提出
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:横浜ゴム

 横浜ゴムは9日、パリ協定水準に整合する企業の温室効果ガス排出削減目標「Science Based Targets(SBT)」の認定取得に向けて、1月30日に認定機関である「SBTイニシアチブ(SBTi)」にコミットメントレターを提出したと発表した。今後、同レターに基づき2年以内に「SBTi」の基準に適合した目標を設定し提出する。

 同社は「2050年に自社活動によるCO2排出量ネットゼロ」を目標に国内外の工場で太陽光発電システムの導入や再生可能エネルギー由来の電力活用などを進めているほか、物流や製品の使用・廃棄などにおける間接排出についても2013年から排出量の開示を始め、削減活動に取り組んできた。今後はサプライチェーン全体での温室効果ガス排出削減を加速化するため、「SBT」の認定取得を目指す。
 
 なおSBTとは「Science Based Targets」の頭文字を取ったもので「科学的根拠に基づく目標」の意味。企業が定めるCO2排出量が、気温上昇を産業革命前に比べ、2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑えることをめざすパリ協定と整合した温室効果ガス排出削減目標を立てていることを認証する国際認証をいう。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1707446051.pdf