2024年02月21日 |
トクヤマ、柳井に窒化ケイ素製軸受けボール拠点 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:トクヤマ |
トクヤマは、自動車、工作機械、電子機器など高精度な回転機器の軸受けに使用される窒化ケイ素製のベアリングボールの開発拠点を山口県柳井市の先進技術事業化センター内に開設する。 通常、ベアリング(軸受け)ボールにはスチール(鋼球)が使用されるが、窒化ケイ素製ベアリングボール は軽量で硬度に優れ電気を通しにくい、などの特性があるため、特にインバーターからのリーク電流に起因す る電食不良対策として注目されている。さらに、摩擦熱やエネルギー損失を低減できるため、エネルギー効率の向上や機械の寿命延長に貢献する。今後普及が見込まれるEV車などへの搭載も見込まれる。 【窒化ケイ素製ベアリングボール事業の概要】 ・事業所名:(株)トクヤマ 先進技術事業化センター ・所 在 地: 山口県柳井市南浜二丁目2番1号 ・敷地面積: 10.2 万平方メートル(先進技術事業化センター敷地) ・建築面積: 約900平方メートル ・事業内容: 窒化ケイ素製ベアリングボールの開発 ・操業開始: 2023年12月 ・従業員数: 15~20 名(予定) ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1708481396.pdf |