2024年02月27日 |
三菱ケミ、広島のMMA、AN関連製品一部生産終了 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカルグループ |
三菱ケミカルグループは27日、広島事業所(広島県大竹市)で生産しているACH法MMAモノマー、アクリロニトリル、アクリロニトリル誘導品について、今年7月かぎりで生産終了することを決めたと発表した。これに伴い、同社グループはキレート剤事業、アセトニトリル事業から撤退する。 同社は、MMA事業の世界大手として世界各地域に3製法(ACH 法、C4法および新エチレン法)のMMAモノマー生産拠点を持ち、需給や原料動向に応じたサプライチェーンの強化に努めている。また、アクリロニトリル事業では国内に2つの生産拠点を持ち、アクリロニトリルおよびアクリロニトリル誘導品を供給するとともに、アクリロニトリル生産時の副生品をACH法MMAの原料として供給している。 今回、当社グループはMMAおよびアクリロニトリル事業の競争力の強化と供給体制の最適化を図るため、広島事業所におけるACH法MMAモノマー、アクリロニトリル、アクリロニトリル誘導品の生産終了を決めた。 広島事業所で生産しているC4法MMAモノマー、岡山事業所(岡山県倉敷市)のアクリロニトリルおよびグリシン酸ソーダ、関東事業所・鶴見地区(神奈川県横浜市)で生産しているアクリルアマイドなどは今後も生産を続ける。 ■生産終了する対象製品(広島事業所) ・ACH法MMAモノマー ・アクリロニトリル ・アクリロニトリル誘導品(キレート剤、アセトニトリル、硫安) ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1709023175.pdf |