2024年03月11日

三井化、3D活用意匠性コンクリート開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三井化学

三井化学は11日、郡家コンクリート工業（本社：鳥取県八頭町、山根正樹社長) と共同で、3Dプリンティングを活用したポリオレフィン系樹脂型枠と、それを用いた意匠性コンクリートの製造法を開発したと発表した。 　 　三井化学が開発した3Dプリンティングに適したポリオレフィン系材料と、郡家コンクリート工業のコンクリート製造技術を融合させ、意匠性の高いコンクリート製品を実現した。 　三井化学のポリオレフィン系材料は、一般的なポリオレフィンと異なり3Dプリンティングを行った場合の反りが小さく、良好な形状で造形が可能だ。3Dプリンティングの特徴である高い設計自由度によって、これまでにない形状のコンクリートを製造することができる。今後は、コンクリート枠型以外の用途への展開も検討していく予定だ。 　なお三井化学は、新開発した技術と製品のサンプルを3月12～15日、東京ビッグサイトで開催の第30回 「建築・建材展2024」に展示する。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1710142930.pdf