2024年03月19日
NEDO、世界最高効率の廃熱発電システム実現
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:NEDO

 NEDOは19日、「脱炭素社会実現に向けた省エネ・社会実装プログラム」(助成事業)で馬渕工業所(本社:宮城県仙台市)、東京大学生産技術研究所、宮城県産業技術総合センター、京都大学、イーグル工業(本社:東京都港区)と共同で、廃熱を使った有機ランキンサイクル(ORC)発電システムを開発するとともに、最大約10kWh超のリチウムイオン電池(LIB)を搭載した制御システムを構築したと発表した。

 同システムは、世界最高の発電効率と省エネ化を実現しており、今後、工場から排出される未利用熱を活用した発電・蓄電システムとして、脱炭素社会に実現に貢献する。また災害時などにも、独立して発電・蓄電し、導入先のBCP対策や復元力(レジリエンス)性の高さで社会貢献できるとしている。今後さらに実証化に向けた研究を進める。
 
ニュースリリース参照
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101731.html