2024年03月19日
田辺三菱のパーキンソン病薬候補 専門誌掲載
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

 三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬の完全子会社である、ニューロダーム社(本社:イスラエル、一色健吾社長)が、運動症状の日内変動を有するパーキンソン病患者を対象に実施した第3相臨床試験に関する論文が、3月15日付の「The Lancet Neurology(ランセット・ニューロロジー)」誌に掲載された。

今回、同誌に掲載された論文には、運動症状の日内変動を有するパーキンソン病患者を対象に、レボドパ/カルビドパ(LD/CD)を24時間持続皮下投与する治験薬(ND0612 )投与群と、LD/CD の経口即放剤投与群の、有効性、安全性および忍容性を比較評価した結果が公表された。その結果、主要評価項目で統計学的に有意に改善したことが報告された。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1710830252.pdf