2024年03月25日 |
エーザイ、米国「レンビマ」特許訴訟が和解 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:エーザイ |
エーザイは25日、同社創製の経口チロシンキナーゼ阻害剤「レンビマ」(一般名:レンバチニブメシル酸塩)の製造特許を侵害したとして、2019年11月に米国ニュージャージー州連邦地方裁判所に対して後発医薬品メーカーのSUN Pharma)およびShilpaを相手取り、米国特許侵害訴訟を提起していた問題で、今年3月21日に、SUN Pharmaと和解契約が成立したと発表した。同裁判所の同意後に発効する。 今回争った特許は、高純度のレンバチニブメシル酸塩に関するもので、和解は「レンビマ」の知財戦略に基づく価値最大化に向けた重要な前進となる。和解条件等は非開示。一方、Shilpaとはなお訴訟係属中。 米国での「レンビマ」売上高は、2023年3月期1,605億円(1,185百万米ドル)、24年3月期1,970億円(1,365百万米ドル)見込み。24年3月期の連結業績予想への影響はない。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1711339763.pdf |