2024年03月26日
住友ゴム、ドイツ「タイヤEXPO」でアワード
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:住友ゴム工業

 住友ゴム工業は25日、同社のタイヤ製造時における「水素エネルギーと太陽光発電活用」取り組みが評価され、ドイツ・ハノーバーで開催された「Tire Technology Expo 2024」で、「Environmental Achievement of the Year - Manufacturing」を受賞したと発表した。

 水素エネルギーと太陽光発電の活用は、NEDOの助成支援をえて2021年8月から同社白河工場(福島県)で実証実験を開始。また水素エネ導入に加えて、従業員駐車場に太陽光発電パネルを導入し、23年1月には水素エネルギーと太陽光発電の両方を活用して日本初の製造時(Scope1,2)カーボンニュートラルを達成した量産タイヤの生産を開始した。同社では「これらの先進的な取り組みが今回の受賞につながった」としている。