2024年03月26日
中外製薬、ヘモグロビン尿症治療薬 承認取得
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:中外製薬

 中外製薬は26日、pH 依存的結合性ヒト化抗補体(C5)モノクローナル抗体「ピアスカイ注340mg」(一般名:クロバリマブ(遺伝子組換え)点滴静注・皮下注)について、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)を効能又は効果として、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。
 
 同剤は今年2月、中国でPNHの成人(12歳以上)を対象に承認を取得したが、既存のC5阻害剤からの切替えに対する制限、および体重40kg以上の患者で年齢制限のない承認は今回が世界初となる。現在、米国、欧州および台湾を含む各国でPNHに対する新薬として審査がおこなわれている。