2024年03月27日
プライムポリ、肥料袋原料をリサイクル化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:プライムポリマー

 プライムポリマー(本社: 東京都中央区、藤本健介社長)は27日、JA全農と連携して、24年度から一部の肥料会社向けの肥料袋に、原料の一部をリサイクル樹脂に置き換えて出荷すると発表した。
 
 同社は、今年4月から製品包装用樹脂袋の水平リサイクルを実施するが、このしくみを全農肥料袋向けにも活用することで両者一致した。樹脂の処方の開発と供給体制を確立し、全農側の適合性確認と商品開発を経て、今回、プライムポリマーのリサイクル樹脂「Re'PRM」(リプライム)として肥料袋の製品化に成功した。
 これにより、従来廃棄されていたプラスチックを有効活用し、環境負荷低減に貢献することが可能となった。

 同社は地球温暖化対策に貢献するマテリアルリサイクルは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた重要な戦略課題の一つと捉えており、今後とも「Re'PRM」の開発、製造、販売を通じて、サーキュラーエコノミーの実現を推進していく方針だ。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1711442954.pdf