2024年04月02日
味の素、鹿児島県と効果ガス削減で連携
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:味の素

 味の素は2日、鹿児島県及び県内の畜産関係団体等と、肉用牛・乳用牛飼養における温室効果ガス(GHG)削減と
産業振興を図るため、連携協定を締結した。

 発表によると鹿児島県は、味の素の牛用アミノ酸リジン製剤「AjiPro-L」を活用したGHG削減ソリューションを採用し、県内の畜産関係団体や事業者、大学等と連携して取り組みを実施することでGX(グリーントランスフォーメーション)を推進する。
 
 鹿児島県は肉用牛の飼養頭数約34.3万頭で全国1位(全国シェア18.2%)を占める。乳用牛は、同社のアミノ酸剤を使用することで高コストな大豆粕などの飼料を減らし、不足するアミノ酸を補って飼料中のアミノ酸バランスを整えることができる。その結果、乳量を維持しながら飼料コストを削減すると同時に、糞尿中の余剰な窒素を減らし、一酸化二窒素を削減することが可能となる。

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1712039187.pdf