2024年04月05日 |
東ソー、京大CiRAに「2.5次元培養器材」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:東ソー |
東ソーは5日、同社の「2.5次元培養器材(開発品)」が、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の後藤慎平教授(臨床応用研究部門)および高山和雄講師(増殖分化機構研究部門)らの研究グループが開発した、ヒトiPS細胞由来の肺胞上皮細胞と気道上皮細胞で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株を見分けるモデル系の開発成功に生かされたと発表した。 CiRAの研究成果は、3月29日にアメリカの生物科学学術誌「Stem Cell Reports」に公開された。 東ソーは、細胞塊を大量かつ簡便に形成可能な「2.5次元培養器材R(開発品)」を展開することで、引き続き創薬、再生医療分野の発展に貢献していく方針だ。 |