2024年04月08日
三井化学 岩国大竹工場「スーパー認定」取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学は8日、保安活動で高度な取り組みをしているとして、同社の岩国大竹工場が経済産業省の特定認定事業者(スーパー認定事業者)認定を取得したと発表した。

 特定認定事業者制度とは 多様化する災害、プラントの高経年化、熟練従業員の減少等に対応するため、経産省が導入している制度で、IoT、ビッグデータの活用、高度なリスクアセスメント、第三者による保安力評価の活用等、高度な保安の取り組みを行っている認定事業者を「スーパー認定事業者(特定認定事業者)」として認定している。事業所は認定を得ることで、自主保安の自由度を高めることができ、国際的な競争力強化につながる。
 なお三井化学は、2021年3月に大阪工場、2022年6月に市原工場が同認定を取得している。

【高妻 泰久・三井化学執行役員 岩国大竹工場長のコメント】
 この度、特定認定事業者として認定を取得することができました。当工場は「安全はすべてに優先する」という全社方針に基づき、人とAIが強調する高効率で安全・安定な工場の実現を目指し、リスクアセスメント体制の強化、先進的な技術の導入、ならびに、これらの仕組みや技術を活かすための人材育成に注力し、事故・災害のゼロに向けて取り組んでまいりました。 今後は、特定認定事業者としてより一層リスクマネジメントの強化、先進技術の活用等、高度な保安管理活動を推進し、自立的な高度保安の確保に努めるとともに、従業員が一体となって社会の持続的発展に貢献してまいります。

(参考)
▽岩国大竹工場:
 https://jp.mitsuichemicals.com/jp/corporate/group/domestic_05/index.htm

<ニュースリリース参照>
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1712553296.pdf