2024年04月08日 |
資生堂、健康な肌の組織を強化する遺伝子発見 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:資生堂 |
資生堂は8日、長年にわたる研究の結果、肌老化を促進する悪玉因子セルピンb3の遺伝子発現量が高いとき、肌構造の強化などに関わる遺伝子 CCN2 の発現が有意に低くなることを明らかにしたと発表した。 また、遺伝子CCN2 は、毛細血管中の細胞ペリサイトに働きかけ、美肌を維持する上で重要なコラーゲンの主要構成成分やヒアルロン酸の前駆体を増加させることを発見し、CCN2 がいわば「美肌遺伝子」であることを突き止めた。さらに、CCN2の遺伝子発現を促進する成分として、チャノキの葉エキスを見出した。 CCN2 発現量は年齢と相関関係がないことも確認しており、今後はさらに今回の研究成果を活用して、年齢に関わらず健康な肌を実現する新たなソリューション開発を目指す。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1712556584.pdf |