2024年04月10日 |
菱ガス化、米国で超純過酸化水素など増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は10日、半導体の製造工程で使用される超純過酸化水素ならびに超純アンモニア水(超純安水)の需要が好調なため、米国の連結子会社、MGC Pure Chemicals America, Inc.(本社:米国アリゾナ州)がテキサス工場の増設を決めたと発表した。 超純過水・超純安水は、主に半導体のウエハーやデバイスの製造工程で、洗浄剤・エッチング剤・研磨剤として使用されるが、半導体の微細化に伴い、より高品質な薬液要求が高まっている。 半導体市場は、5G、IoT、クラウド、AI、車載等での用途拡大により、今後長期にわたり世界的に成長していくと予想されている。 MPCAは今回こうした市場環境を背景にテキサス工場の設備増強を決めたが、オレゴン工場でも増強を進めており、北米最大規模の供給能力という地位をさらに固めていく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1712725692.pdf |