2024年04月16日 |
住友化学、中国FPD用事業会社2社を売却 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は16日、中国に保有するフラットパネルディスプレイ(FPD)用プロセスケミカル事業会社2社の全持分を、鎮江潤晶高純化工科技股●有限公司(ルンジンテック)に譲渡することにし、持分譲渡契約を締結したと発表した。譲渡時期は2024年5月31日の予定。 同社は2009年から中国でFPD用プロセスケミカル事業を手がけ、順調に事業運営してきた。だが、このところの原料価格の高騰など事業環境の変化を踏まえ、現地石化コングロマリットである山東海科控股有限公司(ハイクホールディング)の傘下企業で、原料競争力や顧客対応力などに強みを持つルンジンテックをベストオーナーと して競争力を強化させていくことが最善と考え再編を決めた。 <譲渡対象会社2社の概要> ■名称 住化電子材料科技(合肥)有限公司 ▽所在地 中国安徽省合肥市 ▽設立 2009 年 ▽法定代表者 下村秀樹(住友化学 常務理事) ▽資本金 28 百万米ドル(住友化学100%) ▽事業内容 FPD用プロセスケミカルの製造、販売等 ■名称 住化電子材料科技(重慶)有限公司 ▽所在地 中国重慶市 ▽設立 2014 年 ▽法定代表者 下村秀樹(住友化学 常務理事) ▽資本金 25 百万米ドル(住友化学100%) ▽事業内容 FPD用プロセスケミカルの製造、販売等 (注)●はにんべんに分 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1713252268.pdf |