2024年05月14日 |
早大、不規則なガラス構造に規則性密度発見 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:早稲田大学 |
早稲田大学理工学部の平田秋彦教授らの研究グループは13日、最先端のオングストロームビーム電子回折法を用いて、ナノスケール柱状構造がほぼ等間隔に並んで形成される局所秩序構造を、一般的なガラス材料であるシリカ(SiO2)ガラスの中に見い出したと発表した。 ガラスに存在する原子のナノスケール柱状構造および複数の異なる周期性を発見した。 この秩序構造は、複数の異なる周期からなる密度ゆらぎを含む複雑な構造であることがわかった。このような柱状構造配列の発見は、ガラス構造の科学に新たな視点を与え、さらに、柱状構造配列が作る密度ゆらぎの理解は、ガラス材料の特性や性能を制御するために欠かせない知見となると考えられる この柱状構造の配列は、ガラスにおける密度の |