2024年05月20日

三菱ケミ植物由来樹脂、風力タービンに採用

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：三菱ケミカルグループ

三菱ケミカルグループは20日、同社の植物由来のポリカーボネートジオール「 BENEBiOL（ベネビオール 」が スペイン・AEROX社の風力タービンブレード用コーティング剤「AROLEPR 940シリーズ」に採用されたと発表した。 　 　「BENEBiOL」は、同社が世界的もいち早く開発した植物由来のポリカーボネートジオールで、主にポリウレタン樹脂の主原料として使用されている。今回採用された AEROX 社の「AROLEPR 940 シリーズ」は、ブレードの中でも特に雨風の侵食を受けやすいリーディングエッジ（回転翼の先端）の保護のために使用されるコーティング剤。耐久性に優れ、雨風による浸食を受けやすい洋上風力発電設備の素材に適している。メンテナンスの頻度やコストを抑えることができると期待されている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1716080011.pdf