2024年05月29日
東洋スチレン、市原市と廃プラ再生で連携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋スチレン

 東洋スチレンは29日、ポリスチレン樹脂のケミカルリサイクルプラント稼働を控えて、デンカとともに地元の千葉県市原市(小出譲治市長)と、使用済みポリスチレン製品の拠点回収に関する事業連携協定を5月24日に締結したと発表した。

 市原市は、循環型社会形成をめざして「市原発サーキュラーエコノミーの創造」を掲げ、2023年7月から9月にかけて使用済みポリスチレン製品の試験回収を実施した。その結果をもとに、2024年7月から公共施設などを利用し使用済みポリスチレン製品の拠点回収を開始する。

 東洋スチレンは回収された使用済みポリスチレン製品をケミカルリサイクルプラントに順次投入し、熱分解法でモノマーに再生処理する。再生リサイクルモノマーを使用したポリマーは「リフレッシュポリスチレン」として再び社会に提供する。サーキュラーエコノミーを実現することで、地域社会の発展に貢献する。
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1716963670.pdf