2024年06月03日 |
旭化成メデ、米国にプラスミドCDMO新拠点 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:旭化成メディカル |
旭化成メディカルは3日、米子会社のバイオ医薬品CDMO、Bionova Scientific, LLC(バイオノバ サイエンティフィック、本社:米国カリフォルニア州)が、新たにプラスミドCDMOサービスの提供を開始すると発表した。米国テキサス州に拠点の設置も決めた。 プラスミドは大腸菌などの微生物の細胞内に存在するDNA分子で、遺伝子治療や細胞治療、mRNAワクチン、抗体医薬品等の幅広い分野で重要な原材料として使用される。世界のプラスミド製造市場は、遺伝子・細胞治療法などの新規モダリティの急速な成長に伴い、今後も高い伸び率で成長すると予想されている。 同社はプラスミドのプロセス開発向けおよびGMP製造の新規施設をテキサス州ザ・ウッドランズに設立することを決めた。サービスの提供開始は、プロセス開発は2025年前半、GMP製造については2025年後半の予定だ。 |