2024年06月06日 |
塩野義と島津製、東大内に「国際下水疫学講座」 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:塩野義製薬 |
塩野義製薬と島津製作所は6日、東京大学大学院 工学系研究科附属環境工学研究センター内に社会連携講座「国際下水疫学講座」を開設したと発表した。「下水疫学」という社会的要請の高い学術分野で3者が連携し、社会実装の早期実現に向けた研究開発および実証調査を推進し、学術分野の発展と公衆衛生の向上に寄与することを目指す。 下水疫学調査(下水サーベイランス)とは、下水中に含まれる病原体を調べることで、地域や施設単位の感染症の流行状況を把握する技術のこと。欧米では、下水中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を定期的に分析し、流行状況の早期検知や収束判断の材料の一つとして活用している。 【社会連携講座 概要】 ・名称:国際下水疫学講座( Laboratory of International Wastewater-based Epidemiology ) ・設置期間:2024年3月1日~2027年3月31日 ・設置機関:東京大学大学院工学系研究科附属水環境工学研究センター ・連携機関:島津製作所、塩野義製薬 ・担当教員:片山浩之 特任教授、北島正章 特任教授(専任) ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1717648285.pdf |