2024年06月07日
ADEKAなど「硫黄系電池事業創出研究会」発足
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ADEKA

 産業技術総合研究所(産総研)、ADEKA、住友ゴム工業、大阪産業技術研究所(大阪府和泉市)の4者は6日、大阪市内の会場で「硫黄系電池事業創出研究会」設立大会を開催し、代表幹事に妹尾博氏(産総研)を選出したと発表した。

 硫黄系電池は次世代電池の一つとして注目され、海外では大型投資やパイロットラインでの開発が進んでいるが、日本では学術研究は活発に行われ、優れた材料が開発されているものの、社会実装に向けた取り組みは進んでいないのが実情。
 
 こうした中、事業創出の観点から企業がオープンに議論できる共創の場づくりを目的として、研究会が発足した。参画機関・企業は従来からの次世代二次電池実用化に向けた取り組みをさらに加速させる。定置用や車載用、次世代飛行体用電源等のさまざまなシーンで実装化するとともに、持続可能社会の実現に貢献する。�
 
ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1717724671.pdf