2024年06月18日 |
田辺三菱薬、欧州トロンビン剤事業 仏社に譲渡 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬は17日、欧州における選択的抗トロンビン剤「アルガトロバン水和物」事業をEthypharm (本社:フランス・パリ) に譲渡する契約を13日に締結したと発表した。 田辺三菱製薬は欧州事業は、ALS 治療薬「Radicava」(一般名:エダラボン)に注力するとの方針のもと、アルガトロバン事業を譲渡することにした。 欧州におけるアルガトロバン事業は、田辺三菱製薬の子会社であるミツビシ タナベファーマ ヨーロッパ(MTPE=英国・ロンドン)および子会社、ミツビシ タナベ ファーマ ゲーエムベーハー(MTPD=ドイツ デュッセルドルフ)が英国およびドイツ等におけるアルガトロバンの販売を行い、その他の欧州各国には提携先を通じて販売してきた。 Ethypharm は中枢神経系(CNS)疾患領域や注射剤に強みがあり、田辺三菱製薬の欧州アルガトロバン事業の承継によって医薬品事業のさらなる強化をめざすとともに、アルガトロバンの提供を通じて欧州各国の医療ニーズに貢献していく方針だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1718674024.pdf |