2024年06月24日 |
富士フィルム「アビガン錠」適応追加承認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:富士フイルムホールディングス |
富士フィルム富山化学は24日、抗ウイルス薬「アビガン錠」について、適応症にマダニ媒介感染症である「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス感染症」の追加承認を同日付で取得したと発表した。薬価収戴後に発売する。 SFTSウイルスは、主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺咬されたことで感染する。 国内での患者数は年間約100例と少なく、致死率は約27%と報告されている。現在治療薬はなく治療は対症療法が主体となっている。今回の承認は、富士フィルム富山化学がSFTSウイルス感染症患者を対象に実施した国内臨床第3相試験の結果に基づいて行われた。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1719212746.pdf |