2024年06月27日
住友化学、千葉に研究棟 新価値創造拠点
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:住友化学

 住友化学は27日、千葉地区(袖ケ浦市)に新研究棟「Innovation Center MEGURU」(MEGURU)が竣工し、同日から稼働を開始したと発表した。研究棟には、同社の環境負荷低減技術に関わる研究組織を集約・強化したほか、今後、新たな技術や素材の開発を加速し、新たな価値を創造していくための開発拠点となる。
 同社は2050 年のカーボンニュートラル実現を目指す動きが世界的に加速するなか、石油化学関連事業について環境負荷低減技術による価値創造に向けかじを切ろうとしている。新研究棟の建設はこうした経営戦略の一環となる。
 
■新研究棟の概要
(1)所在地:千葉県袖ケ浦市北袖2番1号
(2)規模:地上7階建
(3)延べ床面積:約19,000m2
(4)稼働開始:2024年6月26日
(5)省エネルギー化など環境に配慮した設計例:
 ・太陽光発電による再生可能エネルギーの利用
 ・実験設備の換気風量制御
 ・外皮断熱補強による空調負荷低減
 ・再生建材の積極的な採用

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1719460797.pdf