2024年07月01日 |
富士フィルム、2000億円ソーシャルボンド発行 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:富士フイルムホールディングス |
富士フイルムホールディングスは1日、バイオCDMO資金調達のため、7月中に最大2000億円のソーシャルボンド(社会貢献債)を発行すると発表した。国内社債市場としては最大規模。同社のソーシャルボンド発行は2022年4月以来2回目となる。 同社はバイオCDMO事業で、抗体医薬品だけでなく最先端医療分野の遺伝子治療薬や細胞治療薬などのプロセス開発受託・製造受託用の設備増強などに積極的な投資を行い、バイオ医薬品の需要拡大に応えてきた。現在、米国やデンマークで進めている大型新規設備の建設は、2024~26年には完成する。生産能力を大幅拡大するともに、高効率・高生産性技術の開発などさらなる事業拡大を進めていく計画だ。 ■発行社債の概要 ▽名称 富士フィルムホールディングス(第20-23回)無担保社債 ▽社債総額(予定) 総額最大2,000億円 ▽年限(予定) 3年/5年/7年/10年 ▽発行時期(予定) 2024年7月 ▽資金使途 バイオCDMO事業における製造拠点の新設、M&A、生産能力増強に係る設備投資、高効率・高生産性技術の開発などに係る既存投資のリファイナンスに充当 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1719808942.pdf |