2024年07月05日

AGC,三井化学など、安全文化診断コンソーシアム

【カテゴリー】：経営 【関連企業・団体】：三井化学、AGC

新潟大学、AGC、三井化学、NTT東日本の4者は、2024年7月1日付で安全文化診断コンソーシアムを共同設立したと発表した。今後企業間で安全文化診断に関する情報交換や交流を図る。 ■安全文化診断とは 　石油・化学産業等を中心とした、大規模設備を有する事業所の安全文化を評価・可視化できる診断手法。安全文化の8軸モデルに基づいて作成されたアンケートを、匿名性を守りながら製造拠点の現場従業員に実施する。企業は、フィードバックされた回答結果をもとに、業界平均との比較、各製造拠点の安全文化の実態を把握し、安全文化の改善に取り組む。 ■コンソーシアム設立の目的 本コンソーシアムは、参加企業の安全文化を向上させ、災害・事故発生防止への貢献を目的とするとともに、活動を通じて安全文化診断を進化・発展させ、多種多様な業界への適応および持続的な診断、研究にむけた教育体制の構築を目指す。 ■コンソーシャムの概要 ▽参加企業：AGC、新潟大学、東日本電信電話、 三井化学 ▽代表　　：井上滋邦（AGC　エグゼクティブ・フェロー） ▽事務局　：新潟大学　工学部　東瀬研究室 ▽設立日　：2024年7月1日 ▽活動内容 ・参加企業間での安全文化診断の利活用 ・安全管理に関わる各種課題の情報交換 ・企業と大学が共同で取り組むべき手法・技法等の開発 ・企業・大学双方での安全文化診断を支える人材の発掘及び育成 ・安全管理に関わる各種教育・コンテンツの共同開発及び共同提供 ・安全文化診断の円滑な実施に向けた企業間の調整 ＜ニュースリリース参照＞ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1720154511.pdf