2024年07月05日
レゾナック、川崎事業所の環境配慮計画を公開
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:レゾナック

 レゾナックは、「2050年カーボンニュートラル」実現を前に、2030年までに川崎事業所(扇町地区)の合理化を徹底し、エネルギー部門では温室効果ガス(GHG)の排出量30%削減計画を打ち出していたが、5日、その一環となる「火力発電設備リプレース計画環境配慮書」を経産省および神奈川県、横浜市当局に提出したと発表した。
 
 川崎事業所のGHG排出量は今後、同社の長期ビジョンに基づき高効率化、省エネルギー、ガス燃料への転換(高効率コージェネレーションシステム)を進め、基準年である2013年の排出量実績460万t-CO2から、2030年までに30%削減する目標を達成する。
 その一環として、まず、現有の石油コークス燃料を使用したボイラー、タービン発電機1基を廃止し、都市ガス及び二酸化炭素の出ない水素を燃料とする火力発電所へ更新(リプレース)する。

 そのため同社は4日、環境影響評価法に基づく「川崎事業所(扇町地区)火力発電設備リプレース計画(仮)計画段階環境配慮書」を経済産業大臣、神奈川県知事、川崎市長、横浜市長に送付した。
 
 ■配慮書は一般向けにも公開することにし、県内各所に縦覧場所を設けた。(縦覧場所はニュースリリースにあります)

ニュースリリース参照
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1720156479.pdf