2024年07月19日 |
積水化・コスモ石油、フィルム型太陽電池実証 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:積水化学工業 |
コスモ石油、積水化学、朝日エティックの3社は19日、積水化学が製造するフィルム型ペロブスカイト太陽電池をコスモグループのサービスステーションの屋根や事業所のタンク壁面に設置するための共同実証実験をコスモ石油中央研究所(埼玉県幸手市)および朝日エティック東京工場(埼玉県加須市)で18日から開始したと発表した。 日本は平地面積が少なく、従来のシリコン系太陽電池には再エネ利用に限界があった。フィルム型ペロブスカイト太陽電池には、軽量で柔軟という特徴があり、従来設置が難しかった場所に適用できる。3社は実証で得られた結果を、耐荷重が少ない屋根や垂直曲面設備等へ全国展開することで、ペロブスカイト太陽電池を用いた再エネ導入の拡大と脱炭素社会実現に貢献する。 ■共同実証実験の内容 (1)タンク壁面設置での実証実験 ・設置場所:コスモ石油中央研究所のタンク壁面 ・実証期間:2024年7月から1年間(予定) ・実証内容:事業所のタンク壁面(垂直曲面)への設置・施工方法の検証と発電データの測定 (2)サービスステーション屋根での実証実験 ・設置場所:朝日エティック東京工場のモデルサービスステーション屋根 ・実証期間:2024年7月から1年間(予定) ・実証内容:サービスステーション屋根を想定した、耐荷重の小さい屋根への設置・施工方法の検証と発電データの測定 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1721351988.pdf |