2024年07月23日 |
レゾナック、石化事業を分離子会社化 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:レゾナック・ホールディングス |
レゾナック・ホールディングスは23日、石油化学事業を安定収益事業としていくため、今年8月1日付で分割準備会社「クラサスケミカル株式会社」を設立、石化事業の承継に向けて準備開始すると発表した。 石化事業は、レゾナックにとって連結売上高の約 20%を占める主要事業の一つであり、将来にわたって持続的・安定的な事業運営を行っていく必要がある。日本の社会インフラとしての役割を果たす公共的な側面も有している。そのため今回、スピンオフにより、独立した上場会社として石油化学のグリーン・トランスフォーメーション実現への取り組みを加速させ、さらなる利益の成長と競争力を強化していく必要があると判断した。 その目的実現のため、分割準備会社「クラサスケミカル株式会社」を設立し、レゾナックの石油化学事業承継に向けて準備を開始する。レゾナックを吸収分割会社とし、「クラサスケミカル株式会社」を吸収分割承継会社とする吸収分割方式を採用する。簡易吸収分割方式のため、レゾナックの総会決議による承認は得ない。 なお、クラサスケミカルの英文表記は、Crasus Chemical Inc. ラテン語からの造語で「サスティナブルな社会の実現に貢献する」という想いを込めたという。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1721712307.pdf |