2024年07月30日 |
大陽日酸、防燃用カバーガスでCO2大幅削減 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:大陽日酸 |
大陽日酸(東京都品川区、永田研二社長)は30日、同社のマグネシウム溶湯向け防燃用カバーガス「エムジーシールド」を用いて、筑波ダイカスト工業(東京都板橋区、増渕健二社長)のCO2排出量削減に協力し、年間10万トン超相当分のCO2削減を実現したと発表した。 エムジーシールドは、一般的な溶融マグネシウム合金向けカバーガスである六フッ化硫黄(SF6)と比較して、ボンベ 1本当りのCO2排出量が、約 1/22,800 と大幅削減できる。筑波ダイカスト工業は、長年のマグネシウム生産技術を活かし、カバーガスを置き換えることで、年間のSF6使用量を4,500kg分削減することに成功した。これはCO2換算年間10万トン超の削減に相当する。 なお筑波ダイカスト工業は同取り組みで、2024 International Magnesium Association(IMA)Awardsを受賞した。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1722315186.pdf |